映画「エイリアン」シリーズ徹底解説【観るべき順番教えます】

ALIEN

こんばんは、まんじろう(@manjirooblog)です。

この記事では、SFホラー映画の金字塔とも言える「ALIEN」をはじめとする「エイリアン」シリーズの観るべき順番と、各作品のオススメポイントをネタバレしない程度にご紹介してみようと思います。

では、どうぞ!!

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映画「エイリアン」シリーズ徹底解説

映画「エイリアン」シリーズ 観るべき順番

2020年現在、制作されている「エイリアン」シリーズの映画は番外編である「AVP」シリーズも含めて全部で8本あります。

基本的には公開された順番で観るのがオススメですが、「エイリアン3」「エイリアン4」は好みが分かれてしまうような作品ですので、初心者でも比較的楽しみやすい「AVP」シリーズを先に観ても良いかもしれません。

そして、やはり「エイリアン」と「エイリアン2」がぶっちぎりで映画的に面白く、全映画ファンの必修科目でもありますので、「エイリアン」シリーズに興味を持った方は真っ先に観てみましょう。

①「エイリアン」(1979年公開)

これを観ずして、”ALIEN”は語れないエイリアンシリーズの元祖となる作品です。

監督はリドリー・スコットで、今作「エイリアン」が出世作となりました。

貨物船「ノストロモ号」は、未知の惑星「Lv.426」から発信された”謎の救難信号”をキャッチしたため、惑星に着陸し調査を行うことに。しかし、それは助けを求めている”救難信号”ではなく、この惑星に近寄るなという”警告”であった…

というあらすじで、本作公開時のキャッチコピーは、

宇宙では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない。(In space no one can hear you scream.)

当時まで主に”外国人”という意味で使われてた英単語 “alien”に、”異星人”という意味を定着させたのは、完全にこの映画のせいだそうです。40年前に撮影されたとは思えないくらい、SFホラーとして今観ても普通に怖いですので…(笑)

SFファンのみならず、映画ファンは全員必ず観ておくべき大名作です。

②「エイリアン2」(1986年公開)

This time it’s war.(今度は戦争だ)」というキャッチコピー通り、前作からのホラー感が薄れて、ド派手なバトルが繰り広げられる、ジェームズ・キャメロン監督のSFアクション大作。

「(前作での)悪夢から生還を果たしたリプリーであったが、毎晩、悪夢にうなされる日々が続く。その一方で、開拓途中であった惑星「Lv.426」からの連絡が途絶え、入植者157人が消息不明となった。調査のために海兵隊を派遣することとなり、アドバイザーとしてリプリーも同行を求められたが…」

前作の”孤独なSFホラー”から一変し、”親子愛”を描いたSFアクションエンターテイメント”となったことで「エイリアン」シリーズの中でも最高傑作と言われることが多い「エイリアン2」。

何も語ることはありません。観れば分かります。必ず観て下さい。

③「エイリアン3」(1992年公開)

“鬼才”デヴィッド・フィンチャーの映画初監督作品でもある、シリーズ3作目。

「(前作から)再び生還したリプリー達が辿り着いたのは、流刑惑星フィオリーナ161(通称:フューリー)であった。なぜ地球では無く、ここに不時着したのか?その原因が明らかになるとともにリプリー自身に衝撃の事実が…」

今作は”坊主頭のリプリー”をはじめ、ファンの賛否両論を呼ぶような要素が多く、ストーリーも暗いため、好みがハッキリと分かれるような作品となっています。

ですので、「エイリアン2」の続きが気になる人にこそ観て欲しいのですが、”2”を好きであればあるほど”3”が許せないかもしれません…(笑)

今作で初めて、“人間”以外に寄生したエイリアンが登場します。

④「エイリアン4」(1997年公開)

原題である”Resurrection(リザレクション)”は”復活”を意味し、前作「エイリアン3」のラストで区切りがついた”リプリーとエイリアンの復活”、そして完結したと思われた”シリーズの復活”の両方を意味しているそうです。フランスのジャン・ピエール・ジュネ監督作品。

(ネタバレ回避のため、あらすじは省略)

前作”3”で一区切りついたため、「エイリアン4」は単体で観ても理解できると思います。

ただ、映像的に(ビジュアル的に)賛否が分かれるような内容になっており、エイリアン1~4の中で最もグロテスクな作品となっております。

特に中盤の”実験体”や、終盤の”ニューボーン”はなかなか”エグい映像”ですので、グロテスクなものが苦手な方はご注意ください。幸い”4”を観なくても他の作品には一切影響はありません。

⑤「AVP エイリアン vs プレデター」(2004年公開)

「エイリアン1~4」でエイリアンシリーズ正史に一区切りがつきまして、この「AVP」シリーズは長年のファンの夢を叶えたお祭り映画です。

「南極に大規模な熱源を感知し、調査に向かった人類を待ち受けていたのはプレデターの壮大な罠であった。南極地下深くのピラミッドで繰り広げられる人類vsエイリアンvsプレデターの勝負の行方は…。」

公開時のキャッチコピー「どちらが勝っても…人類に未来は無い…」の通り、

最悪な戦いに巻き込まれた人間達を描いた、アクションエンターテイメント映画になっています。

いきなり「AVP」から観ても全然楽しめるのですが、今作「AVP」を観ると名作「エイリアン2」の最大の見せ場のネタバレになりかねませんので、是非とも「エイリアン2」の後にご覧ください!

⑥「AVP2 エイリアンズ vs プレデター」(2007年公開)

(ネタバレ回避のため、あらすじは省略)

前作「AVP1」の衝撃的なラストからの、直接的な続編となる「AVP2」。本当に直後から始まりますので、必ず「AVP1」の後にご覧ください。

あと、こちらの「AVP2」は”PG-12指定”の作品となっており、家族で観ても問題無さそうな「AVP1」から一転して、ややグロテスクな描写が増えていますのでご注意ください。

エイリアンシリーズの解説途中でこんなこと言うのもアレですが、この「AVP2」に登場する”ウルフプレデター(通称:ザ・クリーナー)”がかなりカッコ良いです!これぞ仕事人という感じ!

ですが、残念ながら本作の映像は”めちゃくちゃ暗い”です!!テレビ等で明るさ設定ができるならば是非、明るさ全開で。土砂降りの夜の屋外が舞台なので、何も見えないぐらい暗いです(笑)

⑦「プロメテウス」(2012年公開)

元祖「エイリアン」監督のリドリー・スコットが、”エイリアンの誕生秘話”を描くために制作を開始した”前日譚3部作”の1作目。

「考古学者のエリザベス・ショウ博士達は古代遺跡の壁画から、未知の惑星の存在が浮かび上がったため、宇宙探査船”プロメテウス号”に乗り込み、”人類の起源”に会いに出発するが…」

この「プロメテウス」はエイリアンシリーズでありながら、エイリアンがほぼ登場しないため世間一般的にはダメな評価を受けてしまいがちな作品となってしまいましたが、ここまで長年追いかけてきた謎に包まれていた”エイリアン”の起源に迫る、重要な作品となっています。

“エイリアン”の正体が知りたくてたまらないという、探求心に溢れた方は是非ご覧ください。

⑧「エイリアン:コヴェナント」(2017年公開)

現時点でのエイリアンシリーズ最新作、そしてついに”エイリアン”の起源が明らかとなった作品

今作はタイトル通り、そこそこエイリアンが出てきますのでご安心ください。

(ネタバレ回避のため、あらすじは省略)

今作も、やや”グロ描写”多めなのでご注意ください。

ですが、ついに明かされた”エイリアン”の起源。個人的に感無量でした。

そして、この「エイリアン:コヴェナント」の衝撃的なラストに続く、”前日譚3部作”のラストを飾る次回作を心からお待ちしております。

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おわりに

以上、”エイリアンシリーズ”をできるだけネタバレしないようにご紹介してみました。

世界中に多くの熱狂的なファンを生み出している”ALIEN”、是非のめり込んでみてくださいね。

長文にお付き合いくださり、ありがとうございました。

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